カード101で接続法が従属節の中で用いられることを学びました。その従属節の意味内容を決めているのは、もちろん主節の表現にほかなりません。接続法が使用される典型的な例は、主節の表現が次の2つの場合です。
<主節が感情をあらわす表現>
(1) Je suis très heureux qu'il ait pu venir.
彼が来ることができて私はとてもうれしい。
<主節が願望や義務をあらわす表現>
(2) Il faut que vous voyiez ce film.
あなたはこの映画を観なければならない。
解説に進んで、さらに詳しく見てみましょう。
註: (1)の ait pu は接続法の複合過去形、<avoirあるいはêtre の接続法現在形+動詞の過去分詞>です。