これだけは覚えよう
1 Vで終わる文「~V」で、Nを修飾することができます。
(1)’あしたの授業で使う+本 → あしたの授業で使う本
(I use in tomorrow’s lesson) (book) (the book which I use in tomorrow’s lesson)
(2)’わたしが通った+学校 → わたしが通った学校
(I went) (school) (the school to which I went)
¶「~V」のVは普通形を使います。普通形については「普通形の体系」を見てください。
2 「~V+N」は、全体で1つの名詞として働き、文の構成要素になります。
(10)[図書館で勉強している田中さん]を見ました。
3 「~V」の中に「Nが」が現れることがあります。
¶「が」の代わりに「の」が使われることもあります。ただし、理解があいまいになるような場合には、「の」を使いません。
(12)お父さんが病院に勤めている山本さん(病院に勤めているのはお父さん)
(12)’お父さんの病院に勤めている山本さん(病院に勤めているのは山本さん)
余裕があれば
4 「~Ⅴ+N」の「~Ⅴ」(連体修飾節)では、対比の「は」(→「副助詞」の解説Ⅰ)を使うことができます。
5 連体修飾節では、「Vた」が、結果の状態を表わすことがあります。
(14)赤いセーターを着た先生(=赤いセーターを着ている先生)
(15)こわれたコンピューター(=こわれているコンピューター)
6 「~V」とNの意味関係には、さまざまな場合があります。
(19)田中さんが合格した話(話の内容が「田中さんが合格したこと」)
(20)人が勉強しているとなりでおしゃべりをする。(勉強している人のとなりでおしゃべりをする。)
(21)魚を焼くにおい(魚を焼いた結果においが出る。)
(22)頭のよくなるくすり(くすりを飲むと頭がよくなる)
¶上の
(16)(17)(18)
は、Nが「~V」の成分として解釈できますが、他はそうではありません。このようにNは「~V」から取り出されたものとは限らないので注意が必要です。