・語幹の最後の音が子音ならば、語幹に-iyor/-üyor/-ıyor/-uyorをつける。
語幹 現在形
öğren- 学ぶ Öğreniyor. 学んでいる。
gel- 来る Geliyor. 来つつある。
gör- 見る Görüyor. 見ている。
yaz- 書く Yazıyor. 書いている。
otur- すわる Oturuyor. すわっている。
・語幹の最後の音が母音ならば、その母音を取り除いて-iyor/-üyor/-ıyor/-uyor
をつける。
語幹 現在形
dinle- 聴く Dinliyor. 聴いている。
söyle- 言う Söylüyor. 言っている。
anla- 理解する Anlıyor. 理解している。
oku- 読む Okuyor. 読んでいる。
知識.トルコ語の辞書では、動詞の語幹に-mek/-makがついた形(動名詞という)を見出し語
としていることが多い。逆に言えば、見出し語の形から-mek/-makを取り除いたものが
動詞の語幹となる。
注意
1. git-「行く」、et-「~する」は語幹末の子音-t が有声化して、現在形
gidiyor, ediyor となる。
2. de-「~と言う」、ye-「食べる」は、現在形 diyor, yiyor となる。
3. -ğで終わる語幹は、子音で終わる語幹とみなされる。
yağ-「降る」→ 現在形 yağıyor
4. いずれの場合でも、現在形語尾の yor の部分は変化しないことに注意。
参考.et-「~する」は、多くの場合、他の語と組み合わせて teşekkür et-「感謝する」
yardım et-「手助けする」のように用いられる。 hisset-「感じる」、kaybet-
「失う」のように一語で書かれるものもある。
参考.主語が3人称複数の場合、現在形の後に複数接尾辞 -lar/-ler がつけられることもある。