・動詞の語幹が子音で終わる場合、-ince/-ünce/-ınca/-unca をつけると「~すると
(すぐに)」「~すれば(その場合には)」「~すると(その結果)」といった意味を持つ副動詞ができる。
語幹 副動詞
gel- 来る gelince 来ると、来れば
gör- 見る görünce 見ると、見れば
yağ- 降る yağınca 降ると、降れば
・動詞の語幹が母音で終わる場合、-yince/-yünce/-yınca/-yunca をつけると
「~すると(すぐに)」「~すれば(その場合には)」「~すると(その結果)」といった意味を持つ副動詞ができる。
語幹 副動詞
söyle- 言う söyleyince 言うと、言えば
anla- 理解する anlayınca 理解すると、理解すれば
oku- 読む okuyunca 読むと、読めば
注意
1. git-「行く」、et-「~する」は語幹末の子音-t が有声化して gidince「行くと」「行けば」、edince「~すると」「~すれば」となる。
2. ye-「食べる」は yiyince「食べると」「食べれば」となるが、de-「~と言う」はdeyince「~と言うと」「~と言えば」となる。
・やはり副動詞には人称の接尾辞・付属語はつかないが、これまでの副動詞 -(y)ipや -(y)erekと異なり、副動詞 -(y)ince はそれ自身の主語をもつことができる。